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いちごに魅せられて一から始めたいちご農家 館山農園 館山 敏光さん

2016年06月09日

いちごに魅せられて一から始めたいちご農家 館山農園 館山 敏光さん

40歳の時、手伝いをしていたいちご栽培に魅了され、20年続けた介護関係の
仕事を辞めていちご栽培とへ転身したいちご農家の館山さん。
最初は青森県黒石市で夏秋いちごの先駆者とも言われる師匠の元、
栽培技術を習得したそうです。

本来、いちごは冬~春が旬のため、暑さに弱い果物です。
ですが、製菓業界などからの需要が高く、年間流通が求められてきたいちごは、
夏や秋も出荷ができるよう、改良が進められ、夏秋いちごが生まれました。

夏秋といっても、冷涼な気候の地域でないと作りづらい夏秋いちごは
全国的にまだまだ知名度が高くなく、栽培量も少ない品目です。
まだあまり知られていない時期から栽培をスタートさせた
館山さんは青森県の夏秋いちごの知名度向上などにも貢献されていると言えます。

冬いちごに比べて酸味が強めの夏秋いちごは、クリームなどと
合わせて使うケーキ屋さんから高い人気を誇っています。
館山さんは特にさっぱりとした酸味が特徴の夏秋いちご「すずあかね」という
品種を選んで栽培しています。土耕で畝を高くして高設栽培の様にして
陽の光がいちごにあたりやすくしたり、風通りがよくなるようにすることで
酸味だけでなく甘さものるように環境の工夫しています。

いちごの収穫の繁忙期は1日、20時間近くいちごと向き合うそうですが、
それでもいちご1粒1がかわいく、愛着が強いそうです。
館山さんをはじめとする夏秋いちご農家さん方の努力により、
夏のケーキ屋さんでもいちごが見られるようになったんですね♪

今日は、夏秋いちごに魅せられ、ゼロから転身した館山農園さんをご紹介しました!

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