旬のおすすめ農産物
生活に彩り、四季を彩る青森県の様々な「花き」
2018年05月07日
▲写真はハウス栽培のトルコキキョウ
青森県の花き生産は、作付面積が約120haで、生産数量が約2,452万本・鉢、
産出額が18億8,600万円で、栽培農家数は約880戸です。
(平成28年農産園芸課調べ)
青森で栽培される花きはキク類(大中輪ギク、小ギク、スプレーギク)、サクラ(枝物)、
トルコギキョウ、ヒマワリ、バラが多く、高齢化による生産者減少の中、サクラ、トルコギキョウ、
ヒマワリ、アルストロメリア等の生産は増加傾向にあります。
青森県の花きの特徴
他地域と比べて夏季も冷涼な気候(夜に気温が下がる事が多い)のため、花色の良さ、
長持ちしやすさがあると、市場から高く評価されています。
豪雪地帯を含む青森県に向いた品種、この厳しい寒さを経て美しい花を咲かせるもの等
気候の特性を生かした品種に取り組まれています。
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「お花をさらにきれいに長持ちさせよう!」
● 切り花 ●
・水揚げ(水切り)
たっぷり水を入れたバケツなどの中で茎を深め(10~20cm)に入れて3~4cm切り戻し
ます。切り口を斜めに切ることで水分の吸収が良くなりおすすめです。
・ストーブやエアコン等の近くに飾らない
・花瓶等の水を毎日清潔なお水に変える
● 鉢物 ●
青森県が出荷する鉢物は、シクラメン、サクラソウ(プリムラ)、ポットローズ(鉢植えに向くバラ)
が主になっています。
シクラメン…
・花が枯れてきたら花ガラを手でちぎるように摘み取ります。
・冬に開花する植物で、夏は苦手です。初夏からまだ温度が高い秋までは涼しい
日陰で管理しましょう。
・冬は日当たりが良く当たる窓辺で、夏は日の当たらない涼しい場所で管理する必要があります。
サクラソウ…
・真夏の暑さが苦手です。春から初夏までは日当たりが良いところで育てます。
真夏は涼しい場所で育てましょう。
・極度の乾燥が苦手なので、土の表面が乾いたらたっぷりとお水をあげます。
・お花が終わったら花柄を摘み取り、全てのお花が終わったら株の根本を隠すように
盛り土をすると来年もお花を咲かせやすくなります。
ポットローズ…
・土の表面が乾いたら朝夕の涼しい時間帯にたっぷりお水をあげます。
・お水をあげる際に、液体肥料を混ぜてあげるとたくさんのお花を一度に咲かせることが
できます。
・鉢は、熱を通しにくい、厚めの素焼き等の素材がおすすめ。
※各花種は、いろいろな改良品種がありその特性にとって異なるためご注意ください。
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この他にも、青森県で栽培されている花きは様々です!
毎日の生活を彩るお花、ハレの日に用いられるお花、冠婚葬祭では欠かせないお花等、
皆さんの生活に登場するお花。
普段の生活にも彩を添えてみませんか(^^)
今日は青森県の花きをご紹介いたしました!
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