収穫量ダントツ一位！自慢の青森りんご「サンふじ」

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収穫量ダントツ一位！自慢の青森りんご「サンふじ」

2014年11月05日

青森県と言えばりんごのイメージがありますが、どのくらい収穫されているのでしょう？
平成25年度、青森県では41万2,000t収穫され、全国ダントツ一位。
これは全国収穫量74万1,700tの約56％を占めます。

その中で最も多い品種は「ふじ」で、品種別の収穫量で約半数を占め、
世界でも最も多く生産されています。
「ふじ」は甘味と酸味のバランスが良い、蜜入りになりやすい、多汁、貯蔵性が良いなど
たくさんの理由から人気があります。

現在「サンふじ」の収穫真っ最中で、りんご農家さんは一番忙しい時期です。
「サンふじ」と「ふじ」は同じ品種ですが、栽培方法に違いがあります。
「サンふじ」のサンは太陽のsunで、袋をかけずに太陽の光をたくさん浴びさせて栽培したもの、
ひとつひとつの実に袋をかけて栽培したものを「ふじ」と呼びます。
味や見た目に違いが生まれるため、別名で呼んでいます。

●ふじ(有袋栽培)●
・きれいに着色し、見た目が良い
・貯蔵性に優れる
・傷が付きにくい

●サンふじ(無袋栽培)●
・甘味が強い
・栄養価が高くなる
・香りが良い

葉とらずって？
「サンふじ」の中でも「葉とらずふじ」と呼ばれるものがあります。
通常は実のまわりの葉を取り除きますが、その名の通り葉をとらない栽培方法です。
りんごがきれいに赤くなるためには、りんごの実全体にまんべんなく太陽の光を当てる必要があり、
葉はりんごに影を作り色むらの原因になります。
しかし、葉は光合成をして養分を作るため、おいしいりんごのためにはとても大事です。

「葉とらずふじ」は見た目よりも、味を重視にこだわった、
おいしさがギュッとつまったりんごです。

同じ品種でも、生産者の手間や技術でりんごの風味は変わります。
ぜひ味の違いを試してみてください。