注目の農家さん

【三上農園 ~樹齢100年以上のりんごの味わいを届けたい!~】

2016年02月26日

【三上農園 ~樹齢100年以上のりんごの味わいを届けたい!~】

今回ご紹介するのは、当代で6代目となるりんご農家、三上農園の園主 三上厚蔵さん。
歴史あるりんご農家さんだけに、なんと樹齢100年を超えるりんごの木が今も10本近く園地に残って
いるのだそうです!
そんな、三上さんのこだわりとは。。。

いちばんのこだわりは土づくり!


三上さんが今いちばん手をかけているのは、東京ドーム約2.3個分もの広さからなるりんご園の
土づくり。
もちろん目に見える部分、色合いもよく味わいも深い三上農園のりんごを皆さまにお届けするために
りんごの木には労を惜しまず年中手をかけているそうですが、
平均樹齢がだいたい60~80年といわれる中でなぜ樹齢100年以上の木が元気に、ジューシーな実を
付けることができるのか。
それは、土づくりにこだわっているからだそうです。
根っこが力強く地下深くまで張り、しっかりと木に栄養を与え続ける。木が健康でいるという
ことは、やはり実の味わいにも違いが出てくるのだそう。
三上農園では、1本でも多くの木に元気なりんごの実をたくさん付けてもらうため、こうして目の
見えない部分にも手をかけているのだそうです。

希少な100年木の実を、加工品にしてみました!


三上さんは今年、どうにかこの100年木の希少な味わいを、加工品として形にできないか。
りんごのオフシーズンにあたる春先から秋が始まるまでの間にも、皆さまに三上農園の
りんごを届けることが出来ないものか……と1年以上も試行錯誤を繰り返し、
なんと、100年木のりんごだけを贅沢に使った、味わいも風味も豊かなりんごジュース、
乾燥りんごに加え、りんごとスチューベンのミックスジュースを完成させたそうです!!

また、ジュースを召し上がっていただいた後のゴミの処理にも配慮をし、ジュースのラベルはビンから
はがすとコースターとしても使える素材を選び、ビン自体もお花の一輪挿しとして使えるような
イメージで、業者を探し回ったそうなんです!(※画像は三上農園さんのページをご覧ください。)

三上農園を7代目につなぐために


先日、農園の5~10年後を見据え、大阪で行われた食の祭典「アグリフードEXPO大阪2016」に
それらの新商品を初出展した三上さん。
今後はこういった催事にも積極的に参加し、一人でも多くの方に代々受け継がれてきた三上農園の
りんごを味わっていただきたいのだそう。
「今回大阪で実感したのは、美味しいと喜んでくれるお客さんの顔を見るとヤル気がどんどん湧いて
くる!」と、とても楽しそうに話す三上さん。
昔からのリピーターさんが多いりんごの果実もご好評をいただいているそうですが、今後は加工品も
加えていくことで幅広いニーズにも応え、私が新たな三上農園の土台を創って7代目に渡したい。
今、三上さんの一番の活力はそこにあるのだそうです!


ちなみに大阪では、課題も含めて大きな手応えを感じた、と話す三上さん。
すでに新たな加工品構想はあるそうですが、今はまだ「あとのお楽しみ♪」と教えてもらえません
でした。(笑)
またその時が来ましたら、ハーベストマーケットからもお知らせをいたしますので、皆さまどうぞ
楽しみにしていてください♪

三上農園さんの詳しい農産物情報・加工品情報については、下記をご覧ください。


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