山菜の王様「タラの芽」

旬のおすすめ農産物

山菜の王様「タラの芽」

2013年12月13日

「タラの芽」とはウコギ科の落葉高木「タラノキ」の若芽の名称です。
自生している「タラの芽」の収穫時期は春になりますが、
栽培している「タラの芽」の収穫時期は12月下旬～4月上旬になります。
独特の香りと山菜には珍しいコクがあり「山菜の王様」と呼ばれるほど美味しい山菜です。

タラノキは全国どこでも栽培できますが、典型的な陽樹なので、日当りが良いほど
大きく成長し、良い「タラの芽」が収穫できます。
葉っぱになる少し前が「タラの芽」の収穫タイミングです。

「タラの芽」には、とくにβ-カロチン、ビタミンC・E・Kが豊富で、
カリウムを多く含み、むくみの改善や高血圧予防に効果があると言われています。
また「タラの芽」に含まれる苦味成分「エラトサイド」という有効成分は、
糖の吸収を抑えて血糖値を下げる作用があり、糖尿病の予防に有効だとも言われています。

そんな採れたて旬の「タラの芽」はなんといっても天ぷらが一番！
「タラの芽」独特の香りが食欲をそそります。
その他、バター醤油で炒めたり、おひたしや胡麻和えもおすすめです。
これからが収穫本番の「タラの芽」を食べて寒い冬を乗り切りましょう！

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