旬のおすすめ農産物

宝石のような果物 青森の「さくらんぼ」もうすぐ旬!

2017年05月02日

宝石のような果物 青森の「さくらんぼ」もうすぐ旬!

今日は収穫量約605t以上で全国4位 (平成26年公表情報)の
青森県のさくらんぼをご紹介いたします。

◆さくらんぼについて
バラ科サクラ属の樹から採れるさくらんぼは学術的には、桜桃(おうとう)
と呼ばれています。
大きく甘果桜桃・酸果桜桃・中国桜桃と分類され、日本で作られているのは、
ほとんどは、甘みが強い甘果桜桃に分類される種類です。

旬が約2週間しかないのに、その旬を迎えるまでに剪定や受粉作業、摘花、等
さまざまな作業があり非常に手間がかかる果物だと言われています。

また、冬場に剪定した樹の枝に花芽が付く時期(春先)、
昼は暖かく、夜は寒い、昼夜の寒暖差が生まれることがさくらんぼの生育の
重要な条件となります。東北地方(特に山形県)が産地として知られる
のは他にもいろいろとある条件が揃う、適地だとされる為です。

青森県では、南部町、八戸市、五戸町が青森県の栽培面積の約79%を占め、
津軽地方では鶴田町もさくらんぼの観光農園が多い地域です。

◆さくらんぼの品種
佐藤錦
正光錦
南陽
ナポレオン
サミット

上記の他にもいろいろな品種があります。
ハートのような形がかわいらしい極大粒のジュノハートという、
青森県産業技術センターが開発した品種があり、今後の青森県のさくらんぼの
トップを目指す期待のさくらんぼです。

日本では、甘さも酸味もバランスが良く未だ右に出る品種がないと言われる
“佐藤錦”。りんごで言う“ふじ”に匹敵する品種です。

一時期は“佐藤錦”が飛び抜けて高い人気を誇り、ブランドイメージが
定着していましたが、さくらんぼにもいろいろな品種があり、
それぞれ好みが分かれますのでいろいろな品種を食べ比べてみると、
新たなさくらんぼの魅力を知ることができるかと思います。

◆美味しいさくらんぼとは…
どの農産物でもサイズが大きいものの方が見栄えが良く、
選ばれる傾向にあると思います。
ですが、大きさ=美味しさというのはイコールではなく、
りんごなどは小玉でも味が濃く人気が高い、という農産物もあります。

さくらんぼはこの逆で、大粒の方が味が良いという果物の一つです。
(品種によって大粒のもの、小粒傾向のもの、いろいろとあります)

その他、
・軸(茎)が太く、みずみずしく緑色のもの
・果実にハリがあり、ツヤがあるもの
・果実全体的に色づきが良いもの
・軸の付け根が深いもの

以上の見極めに沿って、旬の新鮮なさくらんぼを選んでみてください。
さくらんぼの美味しさで重要なのは鮮度です。
熟成されて美味しい食材もたくさんありますが、旬が約2週間しかない
「さくらんぼ」はやはり新鮮でジューシーなものが一番です。

買って食べるだけでなく、旬の時期に新鮮な採りたてのさくらんぼ狩りを
楽しむことができます。
---さくらんぼ狩り---

▼「さくらんぼ」の観光農園をやっている生産者さんはコチラ!
兼春さくらんぼ園 (青森県平川市)
津軽ゆめりんごファーム (青森県弘前市)
高原さくらんぼ農園 (青森県弘前市)
平井アップル園 (青森県弘前市)
小澤田観光果樹園 (青森県南部町)

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旬が約2週間と短い、「さくらんぼ」を美味しい時期に逃さず、
ご堪能ください!

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