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寒さで甘くなる!青森県の冬に採れる「ほうれん草」

2016年01月06日

寒さで甘くなる!青森県の冬に採れる「ほうれん草」

スーパーでは年間出回りますが、12月頃~2月頃に本来の旬を迎えるほうれん草。
青森県では多くの生産量は無いものの、雪が多く降る冬季でも、
ハウスを利用して栽培されています。
暑い気候が苦手なほうれん草にとっては青森の気候はなかなか心地が良い様です。
ほうれん草は厳しい寒さにも強く、自らが凍らないよう甘みを増す
葉物野菜なので美味しく食べるのは旬の冬がおすすめです。

≪ほうれん草って??≫
野菜の中では比較的珍しい、ヒユ科(旧アカザ科)という分類の葉野菜。
“ほうれん”というのは中国語で“ペルシャ”という意味でイラン(ペルシャ)原産と
言われています。
ほうれん草は大きく東洋品種と西洋品種に分かれます。
その他に生で食べられるサラダほうれん草などの種類も出てきています。
また、最初から葉が縮れているサボイほうれん草などもあります。

≪ほうれん草の目利き≫
1.全草がシャキッと、茎もしっかりとしているもの
2.葉にうっすらと白い粉が吹いている物(品種によっては無い物も)
3.葉の色が濃すぎず、薄すぎないもの(品種にもよります)
4.葉が大きく、葉脈がはっきりとしている

1と2は鮮度を見極めるポイント。
3と4は健康に育ったほうれん草なのかを見るポイントです!

≪ほうれん草の栄養素≫
アメリカンコミックで有名な『ポパイ』で、主人公がほうれん草の
缶詰を食べると筋肉モリモリになる、そんな一面があります。
アメリカで菜食を進めるためにバランスの良いほうれん草を用いた、
という話があります。

実際に…
カロテン、ビタミン類、カルシウムなどのミネラル、葉酸など
栄養がたくさん含まれています。
葉酸の摂取をすすめられる妊婦さんにもとても良い野菜の様です。

≪美味しい食べ方≫
毎日食べても飽きない!?
---常夜鍋---
別名、豚ちりと呼ばれる鍋。昆布などのだしを入れた鍋に豚肉と
ほうれん草(小松菜や白菜でもOK)を入れてさっと煮込み、ポン酢などに
つけて食べるお鍋。毎晩食べても飽きないことからこの名がついたと言われます。

ほうれん草1把まるまる食べられる!
---ほうれん草のバターソテー---
ざく切りにしたほうれん草とお好みでカリカリに炒めたベーコンを
バターでソテーするだけ!しんなりして、カサが減るのでほうれん草を
まるまる食べられちゃいます!

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ほうれん草が甘みを増すこの時期に是非いろいろなレシピに挑戦してみては
いかがでしょうか(^^)

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